試作・小ロットの精密切削加工
ひとつを、突き詰める。
その部品は、何を支えるのか。
図面の先まで、考える。
削る前に、考える。
削った後も、考える。
部品は、単独では仕事をしません。
組み上がったときに、どう動くか。
どこに力がかかり、何を支えるか。
岸本精密工業は、使われる場面まで見据えて加工を考える、小さな精密加工の会社です。図面の一枚から、設計者と同じ目線で向き合います。
私たちの加工技術一つの部品を、
三つの視点で。
面、内径、ねじ。
気になる箇所を選び、細部を見る。
その形状に、加工の考え方が表れます。
01 / DATUM SURFACE
すべての寸法に、
よりどころを。
どの面を基準に、部品を固定するか。穴の位置も、面の高さも、起点が決まって初めて関係が整います。
形状・材質・公差の条件によって、加工方法や測定方法は変わります。
かたちに合わせて、
加工を組み立てる。
形状、材質、使われ方。
条件を読み解き、適した工程を選びます。
面も、穴も。
基準から、正確に。
角物の部品に、平面・溝・穴をつくる加工。どの面を基準に固定するかを考え、複数の加工箇所の位置関係を整えます。
- 主な形状
- プレート / ブラケット / ハウジング
- 確認する条件
- 基準面、穴位置、深さ、組付け方法
回転する部品に、
ぶれない中心を。
材料を回転させながら、外径・内径・端面を削る加工。軸やカラーなどの円筒部品を、かん合する相手や使い方に合わせて仕上げます。
- 主な形状
- シャフト / カラー / ブッシュ
- 確認する条件
- 外径・内径、はめあい、同軸度
最後のひと手間まで、
部品の品質。
バリ取り、面取り、ねじ加工、既存部品への追加工。寸法だけでなく、手に取ったとき、組み付けたときの扱いやすさまで確認します。
- 主な加工
- 面取り / タップ / 穴の追加加工
- 確認する条件
- 使用面、仕上がり、既存部品の状態
材料から、
考えられます。
軽さ、強さ、耐食性。
必要な条件を一緒に整理します。
- Alアルミニウム
- 軽量化や試作部品に。A5052 / A6061 / A7075 など
- Fe鉄・鋼材
- 強度や耐摩耗性を考える部品に。SS400 / S45C / SCM など
- SUSステンレス
- 腐食や使用環境を考える部品に。SUS303 / SUS304 など
- Cu真鍮・銅
- 導電性や熱の伝わり方が必要な部品に。C3604 / C1100 など
対応可否は材種・形状・数量によって異なります。公差や表面処理も含め、図面をもとに確認します。
精度は、
工程でつくる。
品質は、最後にだけ測らない。
小さな確認を、工程の中に積み重ねます。
- 01
図面を読む
寸法、公差、材質、使用箇所。
意図をそろえる
不明点を加工の前に整理します。 - 02
工程を決める
基準面と固定方法を検討。
つくり方を決める
形状に合う加工順序を考えます。 - 03
途中で確かめる
要所の寸法と状態を確認。
変化を見逃さない
変化を見ながら加工を調整します。 - 04
測って、届ける
最終寸法と外観を確認。
確認を残す
検査記録の要否も事前に共有します。
小さな工場。
近い距離。
相談を受ける人と、加工する人が近い。
だから、伝言で大切な条件を落とさない。
設計の途中でも、数量が少なくても。図面の意図を聞き、加工する側の視点を返す。そのやりとりを、私たちはものづくりの一部だと考えています。
AT THE WORKSHOP / KISHIMOTO PRECISION加工の前に聞く。
図面の、
その先の話を。
図面があれば、より具体的に。
図面がなくても、つくりたいものの話から。
相談前に分かると、助かること
- 01どこに使う、どんな部品か
- 02材質・数量・希望する時期
- 03寸法や公差、表面処理の条件
まだ図面がまとまっていません。
用途や大まかな形状から整理できます。寸法や材質が未定の部分は、そのまま相談事項としてお伝えください。
1点だけの試作でも相談できますか?
試作1点からの相談を想定しています。加工できるかどうかは、形状・材料・要求精度を確認して判断します。