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この記事でわかること

  • LCP・INP・CLSの意味と、数字を見るときの前提。
  • 症状ごとに、先に調べる場所を分ける。
  • 制作会社へ伝わる、不具合の記録のしかた。

「サイトが重い」と言っても、最初の写真が出ないのか、ボタンが反応しないのか、読んでいる途中で画面がずれるのかで、直す場所は変わります。全部の画像を削る前に、何を待たされているのかを見分けてみましょう。測定ツールを開いたときの数字も、少し読みやすくなります。

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表示・反応・ずれを、別々に記録する

GoogleのCore Web Vitalsは、読み込みの速さを表すLCP、操作への応答を表すINP、見た目の安定性を表すCLSという三つの指標で、ページの体験を捉えます。2026年9月の確認時点では、良好の目安は次の通りです。 [1]

指標見ていること良好の目安
LCP主な画像や文章が表示されるまで2.5秒以下
INP操作してから、次の画面描画までの応答200ミリ秒以下
CLS予期せず起こるレイアウトのずれ0.1以下

判定はモバイルとデスクトップを分け、実際の訪問データの75パーセンタイルで評価します。自分の端末で一度速く開いたことだけでは、訪問者全体で良好とは言えません。なお、指に追従するアニメーションの滑らかさなど、これらの数字だけでは捉えきれない使い心地もあります。

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最初の画面を待つなら、最初に必要な素材を見る

大きな背景動画、表示寸法を大幅に超える写真、最初の見出しを出す前に待っている処理。まずは最初の画面に関係するものを調べます。下の方にある記事の画像を圧縮しても、冒頭の動画が原因なら体感は変わりにくいはずです。

画像は、掲載する大きさに合わせた書き出しと圧縮を検討します。最初に必要な主画像と、スクロールしてから見る画像の読み込み方も分けます。単に遅延読み込みをすべてに付けるのではなく、訪問者が最初に見るものを優先する考え方です。具体的な変更は、計測結果と実装に合わせて選びます。

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押した後に待つなら、動きと処理を調べる

画像がすでに見えているのにメニューが開かない場合、画面を描く処理がほかの仕事で忙しくなっている可能性があります。アニメーション、外部の埋め込み、操作時にまとめて行う計算などを、開発者向けツールで追います。写真の容量だけを見ていても見つからない部分です。 [2]

スワイプの途中で追従が切れるケースは、速度の問題とも限りません。ページの縦スクロールと横操作の取り合い、タッチ操作の判定などが原因になることもあります。ここは点数だけでなく、実際に指で動かして確かめる必要があります。

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画面がずれるなら、後から入るものの場所を確保する

記事を読み始めた途端に画像が表示され、文字が下へ押し出される。ボタンを押す直前に広告や案内が入り、別の場所を押してしまう。こうしたずれは、待ち時間が短くても不快なものです。

画像や埋め込みに、読み込み前から必要なスペースを用意できるかを確認します。フォントが切り替わる際の行数の変化も、ずれの候補です。何がいつ入ってきたかを画面録画で残すと、相談先へ現象を伝えやすくなります。

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測定の点数と、自分のスマホの記録を並べる

PageSpeed Insightsなどを見るときは、実際の利用状況から得られたデータと、条件をそろえて行う測定を区別します。利用者のデータが十分にないサイトでは、実測欄が表示されないこともあります。結果がないことと、問題がないことは同じではありません。

制作会社に伝えるなら、「遅い」だけでなく「スマホでサービス一覧を開き、二つ目を押すと数秒反応がない」のように、端末、ページ、操作、現象をセットにします。通信環境も添え、修正後に同じ手順で比べる。原因を一つずつ狭めるための、実用的な記録になります。

速いサイトは、待ち時間を短くするだけでなく、押したら反応し、読んでいる場所が動かないサイトでもあります。残したい表現を決めたうえで、何が負担になっているかを調べると、デザインと使い心地を両立しやすくなります。

企画・編集:株式会社アクセシオ

参照した一次情報

情報確認日:2026年09月22日。公開資料の説明と、アクセシオによる実践の提案を区別しています。仕様や画面は変更される場合があります。

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