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この記事でわかること

  • 情報・リンク・装飾で、説明の役割を分ける。
  • 空のaltと属性の省略を区別する。
  • AIにも画像の掲載目的を渡し、内容を確認する。

画像を登録するときに現れる「代替テキスト」の欄。写真に写っているものを全部書くのか、検索キーワードを入れるのか、空欄でよいのか。迷ったときは、その画像がページの中で何を伝えているかに戻ります。同じ写真でも、使う場所によって適切な説明は変わります。

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写真を見せる目的から、必要な説明を選ぶ

代替テキストは、画像が伝える意味や機能を文字で表すものです。W3C WAIの判断フローは、情報を伝える画像、リンクやボタンとして機能する画像、装飾的な画像などを分けて考えています。見えている物の一覧を、機械的に書けばよいわけではありません。 [1]

たとえば店の入口の写真を、来店前の案内に使うとします。必要なのは「建物、ドア、植木鉢」という一覧ではなく、入口の場所や、確認できる段差などの情報かもしれません。ただし、写真だけでは判断できない寸法や、施設の利用条件まで推測して書かないようにします。

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同じ入口の写真を、三つの場所で使うとしたら

使い方説明の考え方
アクセス案内の写真入口の位置など、その写真にしかない案内情報を伝える。
店舗紹介へ進む画像だけのリンク「店舗紹介を見る」など、移動先がわかる説明にする。
文章に添える雰囲気写真本文の情報を繰り返すだけなら、装飾として空のaltを検討する。

どれも写真の内容が変わったわけではありません。変わったのは、そのページに置く目的です。「何が写っているか」に加え、「この画像がなかったら何が伝わらないか」を考えると、書く内容を絞れます。

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「altを空にする」と「altを付けない」は違う

装飾として扱う画像は、HTMLでは alt="" のように空の値を指定する方法があります。属性そのものを省略することとは異なります。編集画面で空欄にした場合に、実際のHTMLがどうなるかは、使用するテーマや部品によって確認が必要です。

本文にも画像にも同じ情報を繰り返すと、読み上げる際に冗長になることがあります。一方、空にしてはいけない情報まで消すと、画像を見られない人に内容が届きません。空欄かどうかだけで正誤を決めず、周囲の文章と合わせて判断します。

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図解の内容を、短いaltに全部詰め込まない

料金の比較図、複雑な手順、グラフなどは、一行の説明では内容を伝えきれないことがあります。短い説明で図の概要を示したうえで、数値や手順を本文や表でも読めるようにする方法があります。W3C WAIも、複雑な画像には内容を説明する補足を用意する考え方を示しています。 [2]

Webページに案内チラシの画像だけを貼る場合も、開催日、場所、申し込み方法を本文へ書くと、画像を拡大しなくても必要な情報を読めます。画像を美しく見せることと、情報を文字で読めるようにすることは、両立できます。

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AIに任せるなら、掲載する文脈も渡す

コピーして使えるひな形
この画像を、Webサイトのアクセス案内に使います。
周囲の本文:[実際の文章を入れる]
目的:初めて来る人が入口の位置を理解できること。

画像から確認でき、本文にない情報を選んで、短い代替テキスト案を作成してください。
寸法、住所、利用できる設備など、画像だけで判断できないことは補わないでください。
説明が不要な装飾画像と考える場合は、その理由を本文との関係から説明してください。

これは依頼の例です。AIが作った案も、画像と本文に照らして確認します。画像だけを渡して「altを書いて」と頼むより、使う目的を添えた方が、必要な情報を検討しやすくなります。

代替テキストは、画像に付ける飾りの説明ではありません。画像を見る人と、文字で内容を受け取る人に、何を同じように伝えたいか。その問いから書き始めると、迷いが少なくなります。

企画・編集:株式会社アクセシオ

参照した一次情報

情報確認日:2026年09月22日。公開資料の説明と、アクセシオによる実践の提案を区別しています。仕様や画面は変更される場合があります。

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